【SS事業部】　勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし～自分自身への戒めを込めて～

 

 

【勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし】

 

1760年生まれの随筆家、松浦静山の言葉です。

 

日々仕事をしていると、たまたま上手くいくことがあります。

思いがけない角度で大きな仕事が受注できたり、求人募集を出していないのにいい人材に巡り合えたり、

たまたま入った居酒屋のカウンターで知り合った人と仕事をすることになったり、、

ここ2～3年、偶然や運に大きく助けられていますが、これではまずいと思うようになりました。

 

冒頭の松浦静山の言葉、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。」は、私自身の仕事にも当てはまると強く感じます。仕事でミスや失敗をするとき、それは偶然ではなく、必ず何かしらの要因があるのです。一方で、うまくいったときも、その成功要因をしっかり分析しなければ、次に同じ結果を出せるとは限りません。

 

仕事で成果を出すためには、まず「負ける要素」を抽出し、それをどうしたら排除できるかを考えることが大切です。

成功を求めるあまり、「もっと効率よく」「もっと早く」と成果ばかりを追い求めてしまうことがありますが、むしろ「やってはいけないこと」を知ることのほうが重要だと自分に言い聞かせています。

 

例えば、

・報告・連絡・相談を怠る

・準備や下調べをせずに仕事を進める

・スケジュール管理を甘く見る

・失敗をそのままにして改善策を考えない

・目先の仕事に追われ、長期的な視点を持たない

・前の日にお酒を飲みすぎてパフォーマンスが悪くなる

・お昼にラーメンと半チャーハンと餃子まで食べて午後眠くてウトウトしてしまう

 

 

これらは、私にとっての「地雷」と言えるものです。つい忙しさや慣れでおろそかにしがちですが、だからこそ、日々意識しなければならないと考えています。

では、どうすればこの「地雷」を踏まずに仕事ができるのでしょうか。

それは、地道な努力を積み重ねることしかありません。

 

・小さなミスを放置せず、原因を分析する

・仕事の流れを見直し、ムダを省く

・上司や同僚とのコミュニケーションを大切にする

・何事も準備を怠らない

・振り返りを習慣化し、次に生かす

・仕事がある前の日は飲みすぎない

・半チャーハンと餃子は我慢する

 

こうした取り組みを続けることで、「負けない仕事」ができるようになると信じています。

仕事は必ずしも才能やひらめきだけで成功するものではなく、地道な積み重ねが最終的な結果を左右します。

多くの人は目の前の成果やスピードを求めがちで、こうした「地雷除去作業」を軽視しがちです。

けれども、それを徹底すれば、周囲がミスでつまずく中、自分だけが安定した成果を出し続けることができる。

つまり、「負けない仕事術」は、結果的に「勝てる仕事術」にもつながると考えています。

 

仕事において成功の絶対条件はありません。しかし、「これをやると確実に失敗する」という要素は明確に存在します。

まずはそれを知り、避けること。成功への近道は、実はこの「失敗をしない仕組み作り」にあるのではないでしょうか！

 

日々の仕事の中で、「これはやってはいけない」と思うことを意識し、それを徹底的に排除していく。そう自分に言い聞かせながら、私は「負けない仕事術の達人」を目指していきます。

 

 

写真は最近実施した「安全パトロール」のものです。

結局のところ地道な積み重ねが大事です。

 

継続は力なり！！

 

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします！

 

SS事業部　川上